2022.12.17
本溶接😆
こんにちは😆
今日は本溶接についてブログをアップしていきます。
2次加工で組立溶接した箇所を半自動溶接で本溶接していきます。
半自動溶接は前回のブログにも少し説明を書いたのですが、もう少し詳しく書いていきますね(^^)
「トーチ」と呼ばれる加熱器具で溶融金属という金属を溶かして、二つの資材を結合していきます。
これが「トーチ」です。
なぜ半自動溶接と言われているのかとゆうと、トーチで加熱して溶かすワイヤーが自動で配給されますが、溶接作業は手作業でおこなわれる為、半自動溶接なんですね😆
このワイヤーがトーチのケーブルの中のライナーと言う細長い形状の部品の内部を通っています。
このワイヤーにも種類があり、「ソリッドワイヤ」、「フラックス入りワイヤ」があります。
ソリッドワイヤ 断面に何もない金属構造
フラックス入りワイヤ ワイヤの中に「フラックス」と呼ばれる成分が入ったワイヤ
フラックスとはなんなのか?
・溶接金属中に含まれる酸素を低減するための脱酸素剤
・アークを安定して発生させるアーク安定剤
・スラグ形成剤
(スラグは溶接したとき溶融した金属から分離してでてくるものです。)
・機械的性能を調整する合金材、鉄粉などの金属粉
このような成分が入っています。原料の種類や配合などを調整して様々な特性を待たせる事が出来るようです。
用途に合わせて、ワイヤーを変えていきます。
溶接する向きによっても違ったりするそうです。
溶接って奥が深い…
ワイヤーの事ばかりになりましたが、本溶接している職人さんです。
溶接するのに一番大事なものは何ですか?と質問すると「腕」とのこと😆
さすが職人さん、言うことが男前です。